計画

派遣・日雇いの手配表をExcelで管理している現場が、人手の過不足を早く見つける方法

公開 2026.11.01 更新 2026.11 株式会社LAI

派遣や日雇いの手配をExcelの表で管理していると、前日になって「この日は人が足りない」と気づいたり、同じ日に同じ人を二重に頼んでいたりすることがあります。手配の数は、頼む側の頭の中と、表の中と、派遣会社とのやり取りに散らばりやすいのが原因です。この記事では、手配表を画面にするとき、何が見えるようになるのか、人の情報をどう扱うのか、できないことは何かを整理します。

手配表の画面。日ごとの必要人数と手配済みの人数が並び、不足している日が色で示されている
ツクデジの無料プレビューの見本(見本データで動く画面です)
この記事の内容
  1. 手配表で、直前まで気づけない理由
  2. 画面にすると、何が良くなるか
  3. 人の情報をどう扱うか
  4. 作るために必要な情報
  5. できること・難しいこと
  6. 進め方と費用の目安

手配表で、直前まで気づけない理由

手配をする担当者は、日ごとに「何人必要か」を現場から聞き、派遣会社や個人へ依頼し、返事をもらって表に書き込みます。この流れのどこで過不足が見えなくなるかを、切り分けてみます。

  1. 必要人数の変更が、表に反映されない:現場から「明日は2人増やしたい」と言われても、表の数字が前のままになる
  2. 返事待ちと確定が区別されない:「お願いした」と「来てもらえることが決まった」が、同じセルに混ざっている
  3. 同じ人の重複や、連続勤務の把握ができない:人ごとの予定を並べて見る表がなく、日付の縦の列しか見ていない
  4. 最新版がずれる:担当者のパソコンのファイルと、現場に貼る紙が一致しない

上の4つは、表の機能を足しても解決しにくいものです。「必要」と「手配済み」を、別々の数字として、同じ画面で見られることが、解決の入り口になります。

画面にすると、何が良くなるか

手配表を専用の画面にすると、たとえば次のような見え方ができます。

なかでも「不足が赤く出る」は、手配の担当者の仕事を大きく変えます。全体の表を目で追って足し算をしなくても、今どの日を先に動けばよいかが最初の画面で分かるためです。

ツクデジの無料プレビューには、人員を日ごとに並べて過不足を色で見せる画面の見本があります。自分の現場の働き方に置き換えて触っていただくところから始められます。

人の情報をどう扱うか

手配表には、人の名前や連絡先、勤務した日が含まれます。画面にするときは、入れる情報を必要な範囲に絞ることをおすすめします。

個人の情報をAIに送って処理する使い方は、手配表では基本的に要りません。送る必要が出る場合は、どの情報をどこへ送るかを、作る前にお伝えします。給与の計算や社会保険の手続きのような、法令と結びつく処理は、この画面では扱いません。

作るために必要な情報

必要なもの例ないとどうなるか
必要人数の出どころ現場ごと・日ごとの人数、時間帯「不足」の基準が決められない
今の手配表Excelの表(写真でも可)今の運用に合う画面にならない
手配先の種類派遣会社、個人の日雇い、協力会社など返事待ちや確定の流れを決められない
守りたい決まり連続勤務の上限、同じ人を入れられない現場実際にはできない手配を、画面が許してしまう

必要人数が「経験で決めている」場合は、最初は担当者が画面で入力する形から始め、あとで基準を決めて自動にする進め方もできます。

できること・難しいこと

正直にお伝えすると、「誰をどこへ入れるのが一番よいか」を自動で決めることは約束できません。人の得意不得意、相性、移動の距離、法令の制約まで入れると、判断は人にしかできないことが多いためです。

内容目安
必要人数と手配済みの人数の見比べ、不足の表示作れる(小規模なら1ヶ月前後が目安)
人ごとの予定の一覧と、重複・連続勤務の表示作れる
決まりを聞いたうえでの、簡易な割り付けの下書き決まりが少なければ作れる。決まりが多いほど時間がかかる
派遣会社への依頼メールの下書き作れる。送るのは人が確認してから
法令や契約の条件を満たす手配の自動作成約束できない。人が確認する前提

割り付けの下書きを作る場合も、出てきた結果はあくまで案です。最終的な手配は、担当者が決めてください。

進め方と費用の目安

最初に、今使っている手配表と、困っている場面をメールで送っていただきます。個人の名前などは、伏せたり記号に置き換えたりして構いません。LAIが見本データで動く画面を作り、リンクをお送りします。ここまでは無料で、触ってから進めるかを決められます。

進める場合の開発プランは月10万円(税抜)で、作っている間だけです。1ヶ月ごとの更新で、小さなツールなら1ヶ月前後が目安です。作り終えたら、保守(1本月1万円)だけになります。初期費用は0円で、サーバーやAIの利用料は実費です。止めるときは、前月20日までにメールでお知らせください。

まずは、作りたいイメージをメールで。

文章でも、手書きのメモでも、今使っているExcelの写真でも構いません。動く画面のプレビューを、契約前に無料でお届けします。

よくあるご質問

派遣会社ごとに、手配の方法がばらばらです。それでも画面にできますか?
できます。手配先の種類ごとに、「依頼中」「確定」などの状態を持たせる形にします。方法が違っても、画面では同じ形で並べて見られます。
日雇いの人の個人情報が心配です。
手配に必要な情報だけに絞り、ログインした人だけが見られる形にします。住所や生年月日などを入れない形にもできます。入れる項目は、作る前にご相談のうえで決めます。
現場の責任者がパソコンを使いません。
スマートフォンやタブレットで、必要人数を入力できる画面にできます。入力の項目は最小限にして、慣れていない方でも使える形を目指します。
人手が足りない日に、自動で手配してもらえますか?
約束できません。不足を早く見つけることまでを画面で支え、誰に頼むかは担当者が決める形です。依頼メールの下書きは作れます。

あわせて読みたい

計画シフト表をExcelで組んでいるパート・アルバイトの現場で、足りない時間帯をひと目で見る方法計画生産計画をExcelで組んでいる工場が、特急注文のたびの組み直しを減らす方法作り直しExcelマクロを組んだ担当者が辞めた。誰も直せないマクロを引き継ぐ方法

「計画」の記事をもっと見る → ガイドの一覧へ