置き場所が頭の中にあると、起きること
- 探す時間が長く、同じ部品を何度も別の棚から探す
- 新人に教えるのに、棚を一緒に回るしかない
- 在庫の数は基幹システムにあっても、「どこに」は載っていない
- 棚卸しのたびに、置き場所が変わっていて数え直しになる
実は、多くの基幹システムは在庫の「数」は持っていても、「棚の場所」までは細かく持っていません。そこで、場所の記録だけを別に持つ画面が役に立ちます。
「あの部品どこ?」の、ある日の流れ
出荷の準備中に、急ぎの部品を探すことになったとします。在庫表で数は分かりますが、棚は書かれていません。近くにいる人に聞いて、いなければベテランを探して、その人が来るまで手が止まります。
これが毎日の小さな積み重ねになります。休まれた日や、新人が入った週に、一気に表に出てきます。探す時間は、数字に出ないぶん、見過ごされがちです。
品番を選ぶと、棚と在庫が出る画面
画面では、倉庫の棚を立体で並べ、在庫の多い少ないを色の濃さで見せられます。品番を選ぶと、入口からその棚までの道順と、在庫の数が出ます。
- 在庫が発注点を下回っている品番が、その場で赤く出る
- 棚の列・番号・段で、場所を言葉でも表示する
- スマホでも開けるので、倉庫の中で使える
ツクデジの無料プレビューには、この動きの見本があります。
作るために要る「場所のデータ」
いちばんの仕事は、画面ではなく、場所を記録する仕組みを作ることです。
| 必要なもの | 例 | ないとどうなるか |
|---|---|---|
| 棚の配置図 | 列の数、棚の数、段の数 | マップが現場とずれる |
| 品番ごとの置き場所 | A-1024は C列 5番 2段目 | 品番から棚が出せない |
| 在庫の数 | 基幹システムのCSVやAPI | 色や在庫の表示が出せない |
| 場所の更新ルール | 移動したら誰がどう直すか | 最初は合っていても、すぐ古くなる |
更新のルールが決まっていないと、画面は最初だけ正しく、数ヶ月で信用されなくなります。たとえば、棚にQRを貼り、置いたときにスマホで読む形にすると、更新が現場の動きの中で済みます。
棚の呼び方は、現場に貼ってあるラベルや、皆さんが普段言っている呼び方に合わせます。画面だけ新しい名前にすると、かえって混乱するためです。たとえば「C列 5番 2段目」と現場で呼んでいるなら、画面にも同じ形で出します。
棚卸しのときは、棚ごとの一覧を画面から出して、それを見ながら数える使い方もできます。置き場所がずれていた品番は、数えた時点で直せます。
できること・難しいこと
| 内容 | 目安 |
|---|---|
| 棚と在庫が出る画面(置き場所は一覧から取り込む) | 作れる(1ヶ月前後が目安) |
| 棚のQRを読んで、置き場所を更新する仕組み | 作れる(QRデジの仕組みが近い) |
| 自動倉庫、ロボット、センサーとの連携 | 別のご相談(できる範囲を先にお伝えする) |
棚の見た目は、実際の倉庫の並びに合わせて作り直します。見本とそっくり同じになるわけではないため、最初に配置図をいただきます。
Excelの一覧のままでよい場合・画面にした方がよい場合
| 見るところ | Excelの一覧のままでよい | 画面にした方がよい |
|---|---|---|
| 置いてある品番 | 数百点ほどで、置き場所が固定 | 点数が多く、置き場所が変わる |
| 探す人 | 決まった担当者 | 誰でも、スマホで探したい |
| 置き場所の更新 | 変わることが少ない | 入出庫のたびに変わる |
| 棚の位置関係 | 気にしない | 入口からの道順も見たい |
置き場所が固定で、探す人も決まっているなら、Excelの一覧で十分なこともあります。
進め方と費用の目安
棚の配置の写真と、今の在庫表(Excelなど)をメールで送っていただければ、見本データの画面をお作りします。ここまでは無料で、触ってから進めるかを決められます。
開発プランは月10万円(税抜)で、作っている間だけです。作り終えたら、保守(1本月1万円)だけになります。
進め方は、写真と在庫表をメールで送る → 見本の棚マップを見ていただく → 棚の並びや呼び方を直す → 置き場所の更新のやり方(一覧の取り込みか、QRか)を決める、の順番です。
まずは、作りたいイメージをメールで。
文章でも、手書きのメモでも、今使っているExcelの写真でも構いません。動く画面のプレビューを、契約前に無料でお届けします。
よくあるご質問
- 置き場所を最初に全部入力するのが大変そうです。
- 今のExcelや在庫表に置き場所が入っていれば、取り込めます。ない場合は、棚にQRを貼って、置いたときに読む形で少しずつ集めるのが現実的です。
- 基幹システムの在庫と、数が合わなくなりませんか?
- 在庫の数は基幹システムのものを読むだけにして、画面側では書き換えません。数が合わなくなる心配は小さくなります。
- 倉庫が広くて、棚の数が多くても大丈夫ですか?
- 棚の数が多い場合は、エリアごとに画面を分けるなど、見やすい形を相談します。
- スマホやタブレットで使えますか?
- ブラウザで動くので、スマホやタブレットで開けます。倉庫の中で、品番から棚を探す使い方を想定しています。
- 同じ品番を、複数の棚に置いています。
- 1つの品番に複数の置き場所を持てる形にできます。ただし、棚ごとの数まで出したいときは、数をどう記録するかを先に決める必要があります。基幹システムが持っている合計の数との関係も含めて、作る前に相談します。
