様式の数だけ、同じ数字を入れ直している
取引先が増えるたびに、帳票の様式も増えていきます。よくあるのは、次のような状態です。
- 出荷の内容を社内のExcelに入れ、そこから取引先ごとのExcelへ、手で写している
- 取引先ごとに、品番の呼び方や単位が違う(自社の品番と先方の品番の読み替えがある)
- 様式が変わったとき、どのファイルを直せばよいか、担当者しか分からない
- 数量や納期を直したとき、直し忘れた様式だけ古いまま出ていってしまう
問題は、様式が多いことそのものではなく、同じ情報が、様式の数だけ別の場所にあることです。情報を1つにまとめ、様式は出すときだけ切り替えれば、写し直しはなくなります。
1つのデータから、様式別に出すとは
ツクデジで作るのは、次のような画面です。
- 出荷や納品の内容を、1回だけ入力する(または、今あるExcel・CSVから取り込む)
- 取引先を選ぶ
- その取引先の様式で、Excel・CSV・PDFが出る
取引先ごとの違い(品番の読み替え、単位、列の並び、ファイル名の付け方)は、取引先ごとの設定として画面に持たせます。 新しい取引先が増えたときは、その設定を足します。
QRデジとの使い分け
似た領域に、同じ会社グループのQRデジがあります。QRデジは、QRコードを読み取って、取引先ごとの様式のExcel・CSVを出すサービスで、月4,800円(税抜)の、決まった形のサービスです。
| QRデジ | ツクデジ | |
|---|---|---|
| 向いている場面 | QRコードを読んで、取引先ごとの様式の帳票を出したい | データの持ち方や、帳票の出し方に、自社の決まりを作り込みたい |
| 進め方 | 決まった形のサービスを使う | お客様の内容に合わせて作る(開発プラン) |
| 費用の考え方 | 月4,800円(税抜) | 開発は月10万円(税抜・作っている間だけ)、保守はツール1本月1万円 |
まずQRデジで足りるかを見ていただくのがおすすめです。足りない部分(取引先ごとの特殊な読み替え、社内の他の仕組みとの連携など)があるときに、ツクデジの出番になります。無理にツクデジをすすめることはしません。
なお、受け取った帳票をAIで読み取ってデータにする方向(注文書や納品書の読み取り)は、カミデジが得意な領域です。ツクデジは、出す側の仕組みを作り込むことを主語にしています。
作るために必要なもの
- 取引先ごとの帳票の見本(Excel・CSV・PDF。3〜5社ぶんから始められます)
- 元になるデータ(今、出荷や納品を記録しているExcelやCSV)
- 品番や単位の読み替え表(あれば。なければ見本から書き出します)
- ファイル名や送り方の決まり(取引先が指定しているもの)
最初から全取引先をそろえる必要はありません。数社ぶんで動かし、取引先を増やしていく進め方が現実的です。
できること・難しいこと
| 内容 | 目安 |
|---|---|
| 1つのデータから、取引先別のExcel・CSVを出す | 作れる |
| 品番・単位・列の並びなどの取引先別の読み替え | 作れる(読み替え表があれば) |
| 指定の様式のExcelに、そのまま書き込む | 作れる(様式の見本を見せていただいて確認) |
| 取引先のシステムへ、直接送信する | つなぎ先次第(先方の受け口を確認してから) |
| 様式が頻繁に変わる取引先への、自動の追従 | 難しい(変わるたびに設定の直しが必要) |
進め方と費用の目安
取引先ごとの帳票の見本と、今のデータの持ち方をメールで送ってください。QRデジで足りるかも含めて、作れる範囲をメールでお返しします。ここまでは無料です。
開発プランは月10万円(税抜)で、作っている間だけ、1ヶ月ごとの更新です。初期費用は0円で、サーバーやAIの利用料は実費です。小さなツールなら1ヶ月前後が目安で、作り終えたら保守(ツール1本あたり月1万円)だけになります。止めるときは、前月20日までにメールでお知らせください。
まずは、作りたいイメージをメールで。
文章でも、手書きのメモでも、今使っているExcelの写真でも構いません。動く画面のプレビューを、契約前に無料でお届けします。
よくあるご質問
- QRデジとツクデジは、どちらを選べばよいですか?
- QRコードを読んで取引先ごとの様式を出したいだけなら、QRデジ(月4,800円・税抜)をまず見てください。自社の決まりの作り込みや、他の仕組みとの連携が必要なときに、ツクデジをご相談ください。
- 取引先が20社あります。全部そろえないと始められませんか?
- いいえ。数社から始め、動かしながら足していけます。取引先を足すときは、その取引先の様式の見本をいただきます。
- 取引先の様式が変わったらどうなりますか?
- 設定の直しが必要です。保守の中で対応します。様式がよく変わる取引先は、変更の連絡をいただく運用を、最初に決めておくのがおすすめです。
- 出した帳票は、どこに残りますか?
- いつ、どの取引先の様式で、何を出したかを、画面の履歴に残します。あとから同じものを出し直すこともできます。取引先への送付そのものは、これまでどおり、担当者が行う形から始められます。
- 今のExcelのデータを、そのまま使えますか?
- 取り込めることが多いです。ただ、列の意味が人によってぶれているデータは、取り込む前に整理が必要です。見本を拝見して、お伝えします。
