現品票まわりの入力が、減らない理由
現品票は、紙に書いて製品に付けるのが一般的です。そのあと、次の作業が重なります。
- 紙を見ながら、日報や実績表に品番と数量を打ち直す
- 品番の読み間違い・打ち間違いが、あとで集計の食い違いになる
- かんばんが戻ってきたときに、何の指示だったか見直す
- 工程が進んだ記録を、誰も付けていない(付ける手間が大きい)
どれも、紙の内容をもう一度、手で画面に移していることが原因です。紙と画面を行き来する回数を減らせば、記録の手間も間違いも減ります。
QRを付けると、何が変わるか
現品票にQRを印刷しておくと、スマートフォンやタブレットで読むだけで、品番・ロット・数量が画面に入ります。
- 現品票を発行するときに、品番・ロット・数量などを入れたQRを一緒に印刷する
- 作業の開始と終了で、現場の人がQRを読む
- 読んだ時刻と作業者が記録され、工程の進みが分かる
入力は、数量の確認や、不良の個数など、人が判断する部分だけに絞れます。たとえば、毎日30枚の現品票を扱う現場なら、品番の打ち直し30回が不要になります(枚数は例です)。
また、読み取りの記録が残ることで、「あの現品票はいま、どの工程にあるのか」を、現場に聞かなくても確かめられるようになります。急ぎの注文の所在を探す時間が減るのは、入力の手間が減ることと並んで、大きな違いです。
今すぐできる範囲:QRデジ
QRを読んで記録し、取引先ごとの様式のExcelやCSVを出す。ここまでは、自社のサービスであるQRデジで、今すぐ始められます。月4,800円(税抜)で、お持ちのスマートフォンで使えます。
詳しい使い方は、QRデジの案内をご覧ください。ここでは、足りること・足りないことの線引きだけを書きます。
ツクデジで作り込むのは、どんなときか
次のような要望は、QRデジの範囲を超えます。ツクデジで、現場に合わせて作ります。
- 現品票の発行を、受注や生産計画のデータから自動でまとめて行いたい
- QRを読んだ時刻から、工程ごとの待ち時間・滞留を一覧にしたい
- かんばんの枚数と、在庫の画面を結び付けたい
- 今の現品票の様式(欄の並び・社内の決まり)を、そのまま使いたい
作る前に、今の現品票の実物(写真でかまいません)と、記録したい項目を教えていただきます。現品票の様式に合わせて作ることが、現場で使われるための大事な点です。
できること・難しいこと
| やりたいこと | 見立て |
|---|---|
| QRを読んで、品番・ロット・数量を画面に入れる | 作れます(QRデジでも可能) |
| 読んだ時刻から、工程の進みを一覧にする | 作れます |
| 現品票を、データからまとめて印刷する | 作れます(様式は相談) |
| 読み取りの結果を、取引先の様式のExcelで出す | QRデジで可能 |
| 汚れた・折れたQRを確実に読ませる | 約束できません。印刷の品質や貼る場所の工夫が必要です |
| 基幹システムの実績を書き換える | 作りません。読むだけです |
| 設備の稼働を自動で記録する | QRの範囲ではありません。設備のデータが取れるかの確認が先です |
進め方と費用の目安
現品票やかんばんの写真と、今の記録の流れを、メールでお知らせください。QRデジで足りるか、作り込みが要るかを、メールでお答えします。ここまでは無料です。
ツクデジで作る場合、開発プランは月10万円(税抜)で、作っている間だけです。1ヶ月ごとの更新で、小さなツールなら1ヶ月前後が目安です。保守は、ツール1本あたり月1万円で、初期費用は0円です。サーバーやAIの利用料は実費で、止めるときは前月20日までにメールでお知らせください。
まずは、作りたいイメージをメールで。
文章でも、手書きのメモでも、今使っているExcelの写真でも構いません。動く画面のプレビューを、契約前に無料でお届けします。
よくあるご質問
- QRデジとツクデジは、どう使い分けますか?
- QRを読んで記録し、取引先の様式のExcelやCSVを出すところまでは、QRデジ(月4,800円・税抜)が早く始められます。現品票の発行や工程の一覧など、現場に合わせた作り込みが要るときに、ツクデジを使います。
- バーコードではなく、QRにする理由はありますか?
- QRは、品番・ロット・数量など多くの情報を1つに入れられ、スマートフォンのカメラで読めます。専用の読み取り機を買わずに始められるのが利点です。今のバーコード運用がある場合は、それに合わせる相談もできます。
- 今の現品票の様式は、変えないといけませんか?
- できるだけ今の様式を残し、QRを足す形で相談します。様式を大きく変える必要があるかは、実物を見てからお答えします。
- 読み取りに失敗したときは、どうなりますか?
- 品番を手で入力する逃げ道を用意します。読めないときに作業が止まらないようにするためです。
- 社外の取引先から届く現品票にも使えますか?
- 取引先の現品票にQRが付いていなければ、そのままは読めません。自社で受け入れ時に貼るラベルを発行する形などを、相談して決めます。
- QRを付けるのに、特別な機械は要りますか?
- お持ちのスマートフォンやタブレットのカメラで読めます。QRを印刷するプリンタは、今の現品票を出しているものが使えるかを、様式の写真を見て確かめます。
