見える化

端材・半端材の置き場所が分からない。残材に棚番号を付けて、探せるようにする方法

公開 2026.11.01 更新 2026.11 株式会社LAI

板金や樹脂、ゴム、木材の加工では、切り出したあとに端材や半端材が残ります。まだ使えるのに、どこに置いたか分からず、結局また新しい材料を切ってしまう。そんな場面は少なくありません。この記事では、端材に棚番号を付けて探せるようにするために、何を決め、何を画面にするかを整理します。倉庫全体の置き場所の話は倉庫の置き場所(ロケーション)管理にあります。ここでは、数も形もばらばらな残り物に絞ります。

倉庫の棚のマップ。端材の置き場所が棚番号ごとに表示されている
ツクデジの無料プレビューの見本(見本データで動く画面です)
この記事の内容
  1. 端材が見つからなくなる理由
  2. 毎朝こうしている、という場面
  3. 画面にすると、何が良くなるか
  4. 作るために決めること・必要なもの
  5. できること・難しいこと
  6. 進め方と費用の目安

端材が見つからなくなる理由

完成品や通常の材料と違い、端材は誰かが現場の判断で置くものです。決まった入れ物も、決まった台帳もないことが多く、次のようなことが起きます。

原因は、整理が下手なことではありません。置く瞬間に、場所を記録する手間が大きすぎることです。置いたときに30秒で済まなければ、記録は続きません。

毎朝こうしている、という場面

たとえば、朝に生産管理の人が翌日の切り出し分を確認します。材料表を見て、同じ材質で使えそうな端材がないか、現場の人に「あの板は残っていますか」と聞いて回る。返事は「たぶん奥の棚」。見に行くと、似た板が3枚あり、どれが指定の厚みか、測って確かめる。

この確認に毎日15分かかるなら、1ヶ月で約5時間です。数字は一例ですが、聞いて回る・見に行く・測り直すという3つの手間は、端材の位置と寸法が画面で分かれば、かなり減らせます。

画面にすると、何が良くなるか

端材1つひとつに番号(端材番号)を付け、材質・寸法・数量・置いてある棚番号を一覧にします。

登録は、スマートフォンやタブレットで材質・寸法・棚番号を選ぶだけにします。文字を打つ項目を減らすことが、続けるための一番の工夫です。端材に貼る札にQRを付ければ、札を読み取るだけで、使用済みの記録もできます。

作るために決めること・必要なもの

登録の基準は、現場の人と相談して決めるのが大切です。何でも登録しようとすると続かず、基準が厳しすぎると使われません。最初は材質を絞って始め、慣れてから広げる進め方をおすすめします。

置き場所の更新ルールも、画面と一緒に決めます。「切ったら、その場で登録」「使ったら、札を読んで使用済み」の2つだけに絞ると、続きやすくなります。

できること・難しいこと

やりたいことツクデジでの見立て
材質・厚みで絞り込んで、棚番号を出す作れます(登録された情報があれば)
端材番号の札(QR付き)を印刷する作れます
使用済み・処分の記録を付ける作れます
棚の図の上に、端材の位置を示す棚の図があれば作れます(見本ほどの3D表示は別の相談)
端材の形を写真から自動で測って登録する難しいです。測った結果は人が確かめる前提で、簡易な読み取りまで
置いた瞬間に、人が何もしなくても場所を記録するできません。登録は人の操作が必要です
基幹システムの在庫を書き換える作りません。読むだけです
端材の管理は、画面の出来より登録が続くかどうかで決まります。登録の手間が増えるだけなら、現場に定着しません。作る前に、現場で「いつ・誰が・どの道具で」登録するかを確かめます。

進め方と費用の目安

まず、今の端材の置き方と、材質・寸法の種類を、メールでお知らせください。写真があれば、置き場の様子も分かります。いただいた内容から、登録の流れと画面の案をメールでお返しします。ここまでは無料です。

開発プランは月10万円(税抜)で、作っている間だけです。1ヶ月ごとの更新で、小さなツールなら1ヶ月前後が目安です。作り終えたあとの保守は、ツール1本あたり月1万円です。初期費用は0円で、サーバーやAIの利用料は実費です。止めるときは、前月20日までにメールでお知らせください。

まずは、作りたいイメージをメールで。

文章でも、手書きのメモでも、今使っているExcelの写真でも構いません。動く画面のプレビューを、契約前に無料でお届けします。

よくあるご質問

端材は何でも登録しないといけませんか?
いいえ。登録する基準を決めて、基準に合うものだけにします。最初は材質を絞って始め、慣れてから広げる進め方がおすすめです。
現場の人は、スマートフォンを使えますか?
選ぶだけで登録できる画面にします。打つ文字を減らし、手袋をしたままでも押しやすい大きさにするなど、使う場面に合わせて相談して作ります。
今ある端材を、最初にまとめて登録できますか?
Excelなどに一覧があれば取り込めます。一覧がない場合は、棚ごとに数えて登録する作業が必要で、その作業は現場の方にお願いすることになります。
基幹システムの在庫と連携できますか?
基幹の在庫を読む形は相談できます。基幹の中身を書き換える機能は作りません。端材の管理は、基幹とは別の画面として持つ形が、無理なく続きます。
小さな工場でも作れますか?
作れます。端材の種類が少ない工場ほど、画面は簡単になります。まず、端材の置き方を写真でお送りください。

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