見える化

設備が止まったとき、担当者にメールで知らせる。通知の仕組みの作り方

公開 2026.11.01 更新 2026.11 株式会社LAI

設備が止まっても、近くに人がいなければ、しばらく気づかれません。気づいたときには、1時間止まっていた。そうした経験のある工場は多いはずです。この記事では、止まったことを、担当者にメールで知らせる仕組みについて、決めること・作れる範囲・作れない範囲を整理します。事務所から全体を見る画面は工場の稼働状況を事務所から見る方法にあります。ここでは、画面を見ていなくても気づける通知に絞ります。

設備停止の通知。止まった設備名と時刻が一覧に並び、担当者へのメールが送られている
ツクデジの無料プレビューの見本(見本データで動く画面です)
この記事の内容
  1. 気づくのが遅れるのは、どんなときか
  2. 通知の決め方:誰に、いつ、何を知らせるか
  3. 停止を、どうやって知るか
  4. メールだけで足りるか
  5. できること・難しいこと
  6. 進め方と費用の目安

気づくのが遅れるのは、どんなときか

遅れを減らすには、止まったことを、見ている人に頼らず、担当の人へ届けることです。画面を作るだけでは、見ていなければ気づきません。メールなら、席を離れていても手元に届きます。

通知の決め方:誰に、いつ、何を知らせるか

通知は、多すぎても、少なすぎても使われなくなります。作る前に、次の4つを決めます。

  1. どの状態で知らせるか(停止したとき、一定時間止まり続けたとき、など)
  2. 誰に知らせるか(設備ごとの担当者、班長、保全担当など)
  3. 何を書くか(設備名、止まった時刻、直前の品番、止まってからの時間)
  4. 知らせ続けるか(一定時間たっても対応がなければ、次の人に知らせる)

たとえば「5分止まったら担当者へ、30分止まったら班長へ」のように、段階を付けられます。数字は、現場の実情に合わせて決めます。短い停止は日常的に起きるため、短い停止まで通知すると、通知が読まれなくなります。

通知に書く内容も、読む人の動きを考えて決めます。「3号機が停止」だけでは、何をすればよいか分かりません。設備名・止まった時刻・直前の品番・理由(分かれば)があれば、現場へ向かう前に、必要な工具や材料の見当を付けられます。

停止を、どうやって知るか

方法仕組み注意
設備の信号を読む設備から、稼働・停止の信号が取れれば、自動で検知する設備ごとに取れるかが違う
人が押す止まった人が、現場の端末やスマートフォンで「停止」を押す押し忘れがある。押すと理由も選べる
記録の途切れで知る作業の記録(QRの読み取りなど)が一定時間ないとき、確認を促す停止と、休憩や段取りの区別が付かない

設備のデータが取れない場合でも、人が押す方法なら始められます。押す手間を減らすため、停止の理由は選ぶだけにします。理由の集計は、のちに、止まりやすい設備や原因を見る材料にもなります。

設備を止める・動かす・設定を変えるといった操作は、作りません。読んで知らせるだけです。設備の制御に手を入れると、安全の責任が大きく変わるためです。

停止の履歴が貯まると、「どの設備が、どの曜日・時間帯に止まりやすいか」を一覧で見られるようになります。保全の計画を見直す材料にもなりますが、数が少ないうちは、傾向を言い切れません。最初の数ヶ月は、記録を貯める期間と考えてください。

メールだけで足りるか

メールは、手元で読める、履歴が残る、宛先を変えやすいという利点があります。一方で、今すぐ気づくには弱いこともあります。

そのため、メールは「記録に残る確かな連絡手段」と位置づけ、現場の回転灯や放送など、今すぐ気づかせる手段とは別に考えるのが現実的です。回転灯などの機器との連動は、ツクデジの範囲を超えることがあります。必要な場合は、できるかどうかを先にお答えします。

できること・難しいこと

やりたいこと見立て
停止の連絡を、決めた担当者へメールで送る作れます
止まってからの時間で、通知先を変える作れます
人が「停止」を押し、理由を選べる画面作れます
停止の履歴と、理由ごとの回数を一覧にする作れます(記録があれば)
設備の信号を読んで、自動で検知する設備次第です。型番を教えていただき、取れるかを確かめます
回転灯・放送などの機器と連動する機器次第です。約束はできません
設備を操作して、止める・動かす作りません

進め方と費用の目安

止めたくない設備の一覧と、今の連絡の流れ(誰が誰にどう知らせているか)を、メールでお知らせください。通知の決め方と、停止の知り方の案を、メールでお返しします。ここまでは無料です。

開発プランは月10万円(税抜)で、作っている間だけです。通知とメールだけなら、1ヶ月前後が目安です。保守はツール1本あたり月1万円、初期費用は0円で、サーバーやAIの利用料は実費です。止めるときは、前月20日までにメールでお知らせください。

まずは、作りたいイメージをメールで。

文章でも、手書きのメモでも、今使っているExcelの写真でも構いません。動く画面のプレビューを、契約前に無料でお届けします。

よくあるご質問

設備のデータが取れなくても、通知は作れますか?
作れます。人が停止を押す方法や、作業の記録の途切れで確認を促す方法があります。押し忘れの可能性は残ります。
通知が多すぎて、読まれなくなりませんか?
短い停止は通知しない、一定時間たってから知らせる、といった条件を決めて作ります。条件は、運用を始めてから見直せます。
メールの宛先は、後から変えられますか?
宛先を変える画面を用意できます。担当の交代や異動のたびに作り直しが要らないようにします。
夜間や休日の通知は、どうなりますか?
時間帯ごとに宛先を変える形は相談できます。ただし、メールを見る人がいなければ届かないため、夜間の体制は、現場で決めていただく必要があります。
設備の中の設定を、遠隔で直せますか?
作りません。ツクデジの通知は、状態を読んで知らせるだけです。設備の制御には手を入れません。

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