気づくのが遅れるのは、どんなときか
- 夜勤や昼休みで、設備の近くに人が少ない
- 1人で複数台を見ていて、別の設備の作業中に止まる
- 止まったことを、見つけた人が自分の仕事を優先して、報告しない
- 停止の理由(材料切れ・刃具の摩耗・不良など)が、後から聞かないと分からない
遅れを減らすには、止まったことを、見ている人に頼らず、担当の人へ届けることです。画面を作るだけでは、見ていなければ気づきません。メールなら、席を離れていても手元に届きます。
通知の決め方:誰に、いつ、何を知らせるか
通知は、多すぎても、少なすぎても使われなくなります。作る前に、次の4つを決めます。
- どの状態で知らせるか(停止したとき、一定時間止まり続けたとき、など)
- 誰に知らせるか(設備ごとの担当者、班長、保全担当など)
- 何を書くか(設備名、止まった時刻、直前の品番、止まってからの時間)
- 知らせ続けるか(一定時間たっても対応がなければ、次の人に知らせる)
たとえば「5分止まったら担当者へ、30分止まったら班長へ」のように、段階を付けられます。数字は、現場の実情に合わせて決めます。短い停止は日常的に起きるため、短い停止まで通知すると、通知が読まれなくなります。
通知に書く内容も、読む人の動きを考えて決めます。「3号機が停止」だけでは、何をすればよいか分かりません。設備名・止まった時刻・直前の品番・理由(分かれば)があれば、現場へ向かう前に、必要な工具や材料の見当を付けられます。
停止を、どうやって知るか
| 方法 | 仕組み | 注意 |
|---|---|---|
| 設備の信号を読む | 設備から、稼働・停止の信号が取れれば、自動で検知する | 設備ごとに取れるかが違う |
| 人が押す | 止まった人が、現場の端末やスマートフォンで「停止」を押す | 押し忘れがある。押すと理由も選べる |
| 記録の途切れで知る | 作業の記録(QRの読み取りなど)が一定時間ないとき、確認を促す | 停止と、休憩や段取りの区別が付かない |
設備のデータが取れない場合でも、人が押す方法なら始められます。押す手間を減らすため、停止の理由は選ぶだけにします。理由の集計は、のちに、止まりやすい設備や原因を見る材料にもなります。
停止の履歴が貯まると、「どの設備が、どの曜日・時間帯に止まりやすいか」を一覧で見られるようになります。保全の計画を見直す材料にもなりますが、数が少ないうちは、傾向を言い切れません。最初の数ヶ月は、記録を貯める期間と考えてください。
メールだけで足りるか
メールは、手元で読める、履歴が残る、宛先を変えやすいという利点があります。一方で、今すぐ気づくには弱いこともあります。
- 現場でスマートフォンを見ていない時間は、メールに気づかない
- 大音量の現場では、通知音が聞こえない
- 夜間は、メールを見る人がいない
そのため、メールは「記録に残る確かな連絡手段」と位置づけ、現場の回転灯や放送など、今すぐ気づかせる手段とは別に考えるのが現実的です。回転灯などの機器との連動は、ツクデジの範囲を超えることがあります。必要な場合は、できるかどうかを先にお答えします。
できること・難しいこと
| やりたいこと | 見立て |
|---|---|
| 停止の連絡を、決めた担当者へメールで送る | 作れます |
| 止まってからの時間で、通知先を変える | 作れます |
| 人が「停止」を押し、理由を選べる画面 | 作れます |
| 停止の履歴と、理由ごとの回数を一覧にする | 作れます(記録があれば) |
| 設備の信号を読んで、自動で検知する | 設備次第です。型番を教えていただき、取れるかを確かめます |
| 回転灯・放送などの機器と連動する | 機器次第です。約束はできません |
| 設備を操作して、止める・動かす | 作りません |
進め方と費用の目安
止めたくない設備の一覧と、今の連絡の流れ(誰が誰にどう知らせているか)を、メールでお知らせください。通知の決め方と、停止の知り方の案を、メールでお返しします。ここまでは無料です。
開発プランは月10万円(税抜)で、作っている間だけです。通知とメールだけなら、1ヶ月前後が目安です。保守はツール1本あたり月1万円、初期費用は0円で、サーバーやAIの利用料は実費です。止めるときは、前月20日までにメールでお知らせください。
まずは、作りたいイメージをメールで。
文章でも、手書きのメモでも、今使っているExcelの写真でも構いません。動く画面のプレビューを、契約前に無料でお届けします。
よくあるご質問
- 設備のデータが取れなくても、通知は作れますか?
- 作れます。人が停止を押す方法や、作業の記録の途切れで確認を促す方法があります。押し忘れの可能性は残ります。
- 通知が多すぎて、読まれなくなりませんか?
- 短い停止は通知しない、一定時間たってから知らせる、といった条件を決めて作ります。条件は、運用を始めてから見直せます。
- メールの宛先は、後から変えられますか?
- 宛先を変える画面を用意できます。担当の交代や異動のたびに作り直しが要らないようにします。
- 夜間や休日の通知は、どうなりますか?
- 時間帯ごとに宛先を変える形は相談できます。ただし、メールを見る人がいなければ届かないため、夜間の体制は、現場で決めていただく必要があります。
- 設備の中の設定を、遠隔で直せますか?
- 作りません。ツクデジの通知は、状態を読んで知らせるだけです。設備の制御には手を入れません。
